矯正

こんなお悩みありませんか?

乱ぐい歯(叢生)

乱ぐい歯(叢生)

凹凸に歯が乱れている状態で、叢生とも呼ばれます。
上下の噛み合わせにズレが生じるので、しっかりと噛むことができないケースもあります。
八重歯もまた、この乱杭歯の一種です。

出っ歯(上顎前突)

出っ歯(上顎前突)

上の前歯が大きく前に突出している状態で、いわゆる”出っ歯”のことです。
上顎前突は、欧米人と比較して、日本人に多く見られる症状の1つです。
綺麗なEラインを描くことができないので、横顔の見た目が悪くなります。

受け口(下顎前突)

受け口(下顎前突)

上顎前突とは真逆の症状で、下の前歯が前に大きく突出しています。
正常な噛み合わせとは逆になり、この症状を”受け口”ともいったりします。
普通は触れることのない上下の歯が噛み合ってしまうため、歯にも大きな負担となります。

口が開いている(開咬)

口が開いている(開咬)

奥歯を噛んだ時に、上下の前歯が触れず、口が開いている状態になることです。
口呼吸や口の中の乾燥を引き起こすので、虫歯や歯周病といったトラブルにもなりやすい症状です。

すきっ歯(空隙歯列)

すきっ歯(空隙歯列)

歯と歯の間に隙間が生じている状態のことで、”すきっ歯”ともいわれます。
この隙間は清掃が行き届きにくく、食べ物が挟まりやすいので、虫歯や歯周病にかかりやすくなってしまいます。
また、隙間が生じている部分から空気が漏れるため、発音や発声のしにくさを訴える患者さまもいます。

深い噛み合わせ(過蓋咬合)

深い噛み合わせ(過蓋咬合)

前歯の噛み合わせがとても深く、上の歯によって下の歯が見えなくなってしまう状態です。
深い噛み合わせは顎にも大きな負担をかけ、エラが張るなどの症状が見られることもあります。

矯正歯科治療が大事である理由

噛み合わせと歯並び

噛み合わせと歯並び

奥歯を噛みしめてみましょう。このとき、同時に横の歯や前歯も噛み合うでしょうか。
歯はきちんと噛み合わないと、きちんと機能を果たしてくれないものです。たとえ歯並びが整っているように見えても、歯が噛み合っていない(上下の歯がズレているなど)、アゴの動作に合わないなどのことがあると、食事などをしにくくなる可能性があります。
重要なのは「噛み合わせ」です。しかし、「歯並びを整えたい」という理由で矯正歯科治療を希望する方は多いものの、「噛み合わせを改善したい」と考える人は少ないです。
とにかく、「良い歯並び」とは「しっかり噛むことが可能な歯並び」のことであると捉えましょう。

矯正歯科治療の利点とリスク

利点1

矯正歯科治療によって噛み合わせや歯並びを良くすることができます。また、適切な噛み合わせをキープすることができれば、当人のクオリティオブライフを高めることが叶います。

利点2

矯正歯科治療によって性格が前向きになる方が多いです。矯正歯科治療によって見た目が良くなることでコンプレックスが解消されたり、自信がついたりすることで、気持ちが前向きになるのでしょう。

リスク

適切な治療をするドクターであれば、矯正歯科治療をスタートすること・続けていくことのリスクに関して、本人に対して絶対にあらかじめ説明するものです。また、リスクをできるだけ抑えて、歯をはじめとする身体の健康に悪影響を及ぼさないように細心の注意を払いつつ治療をしていきます。
「矯正歯科治療のメリットばかり強調してデメリットやリスクを隠そうとする」などの場合は他の歯科医院を利用することをおすすめします。

具体的なリスクは主に以下の通りです。

矯正装置を長期間つけ続けることで、歯の磨き残しができ、虫歯などになる恐れがあります。

  • 1アゴの骨の成長は予想しにくい

    アゴの骨の成長は予想しにくいものですが、それでも「どの程度成長するか」「どの方向に成長するか」などを常に考慮し、治療を進めていかなければなりません。判断ミスにより、予測していない成長発育が発生するなどすると、治療期間が延長するかもしれません。

  • 2矯正装置の不適切さによる不利益

    矯正装置による力が適切でないと、プラン通りに歯をスライドさせていくことができません。すると治療期間が延長し、歯に余計な負荷が及ぶことになるかもしれません(歯根吸収や虫歯などのリスクも高まります)。

  • 3当人が協力しないことによる不利益

    きちんと矯正装置を使う、口内ケアを行う、定期的に歯医者を訪れるなど、当人の努力も必要不可欠です。患者本人が非協力的だと、治療期間が長引いたり、中断せざるを得なくなったりするかもしれません。

歯科矯正治療が計画通りに進んでいる場合でも、ある程度歯根吸収は起きるものの、大部分は修復されます。しかし矯正力が強すぎると、問題のあるレベルで歯根吸収が発生するかもしれませんから注意が必要です。

矯正歯科治療を行う中で、「付着歯肉の喪失」や「歯肉退縮」が起こる可能性もあります。 このようなトラブルは、歯を支持する歯槽骨が存在せず、角化した付着歯肉が極端に少ないケースにおいて発生しやすいです。 そのため歯肉退縮が起きている歯に関しては、「付着歯肉を増やして歯肉を上げる」などの対処を行ってから、治療をスタートする場合があります。

矯正歯科治療が大事である理由

歯が動く仕組みについて

歯が動く仕組みについて

「歯」とその付近の「歯槽骨」との間には、「歯根膜」という名前の組織が存在します。歯根膜には繊維が多いです。
矯正装置により「動かしたい歯」に適切に力をかけ、歯根膜を圧迫すると、その場所に「骨を吸収する細胞」が発生します。逆側の「牽引される歯根膜」には、「骨を形成する基となる細胞」ができます。
そして、歯は徐々に動いていきます。これは「歯が、骨の内部を通って、自然に生えてくるとき」に発生している変化の仕組みと一緒です。つまり矯正治療も、「歯を自然に動かす治療」と言えます。強引に歯を動かすわけではありません。

矯正治療の限界

歯は歯槽骨の中でスライドします。
ただ、歯槽骨から出てしまった歯の寿命は短くなりますから、歯を歯槽骨からはみ出させるわけにはいきません。そのため「骨格の問題」によって噛み合わせの悪さなどが生じている場合は、矯正治療だけでは対応し切れない(=理想的な歯列にできない)可能性があります。

治療の流れ

治療の流れ

①検査と診断が大切である理由

矯正歯科治療をするための臨床検査としては、

などがあります。

ちなみに矯正歯科の検査において、頭部X線規格写真(セファログラム)の撮影は、特徴的なものであり、診断における世界標準となっています。特に子供の場合、顎顔面の成長量・成長方向・成長バランスなどを推測するために欠かせないものです。

また、診断資料の分析として、

などをしてから、治療方針・治療プランを決めます。

明確な治療の最終地点や、そこに向かうまでの過程などについて本人に伝えつつ、

なども説明します。

②治療をスタートするタイミングについて

子供の場合

乳歯から永久歯に生え変わるタイミングはおおよそ決まっており、中学生あたりで全部の永久歯が生え揃います(親知らずを除く)。
全部の永久歯がきちんと並び、各歯が正常に噛み合ってこそ、歯列や噛み合わせが長持ちします。そのため早めに治療をスタートした場合でも、「成長がストップして、噛み合わせが安定した」と分かるまでは、矯正歯科治療およびその管理を継続するものです。
そして子供の場合、「後から対応可能なことについては、早くから手を出さない」ということが大事です。それが負担や減らし、トータルの治療期間を短くすることにつながるからです。
もちろん「放っておくと、後々支障が出る」というケースでは、早めに矯正歯科治療を始めるべきです(骨格や症状によってはこのような判断が下されることもあります)。
しかしそうでなければ、「一番効果が出やすいベストなタイミング」でスタートするべきと言えます。早めに開始したとしても、「成長」や「生え変わり」によって別のトラブルが起きるかもしれないからです。
ただ、いずれにしても歯並びや噛み合わせについて心配なことがあれば、早めに歯科医院を訪れることをおすすめします(繰り返しになりますがお子さんでも早期対応が必要となる場合もあるためです)。

【メリット】
【デメリット】
治療をスタートするタイミングについて

大人の矯正歯科治療

大人の場合、骨の成長が望めない、インレーやクラウンをつけている場所が多い、子供よりも歯の動きが遅い、歯周病などのリスクがある、などの特徴を抱えている人が大半です。
ですが基本的に「本人の意向」のみで治療に臨みますから、しっかりと歯を磨くこと、様々な矯正装置を使用すること、来院ペースを守ることなどに関する協力を得やすいです。

【メリット】
【デメリット】

③保定まで行って完了

理想的な噛み合わせを手に入れたら、ある程度の期間「保定(歯を留めて、できる限り長く歯並びをキープする)」を行います。
保定装置の大半は目立ちにくく、脱着できるため、矯正装置と比較すると負担が大幅に少ないと言えます。来院も4~6か月に1回ほどとなります。
ただ、保定をきちんとしないとせっかく整えた歯列が徐々に戻っていきますから、絶対に怠ってはいけません。ラストスパートとなりますので頑張りましょう。

より良い矯正歯科治療を受けるために

①良い矯正歯科治療の条件

見た目と機能の両方を向上させることが重要

矯正歯科治療は「歯並び」と「噛み合わせ」を良くするためのものです。そして、顔やアゴを構成する骨格のバランスが取れており、口腔機能の改善をすることも前提となっています。そのため良い歯科治療であれば、結果として歯並び・口元・顔などの見た目が向上します。

治療に関して本人に説明をして、承諾を得ている(説明責任)

治療に関して本人に説明をして、承諾を得ている(説明責任)

ただ、症状や治療時の年齢によっては、歯並び、噛み合わせ、顔のバランス、口元などが完全に理想的な状態にはならない場合もあります。
ですから事前に、治療方針、治療プラン、治療費、治療期間(予定)、治療の限界などを明確に本人(と家族)に説明する必要があります。さらに、治療期間中も問題点や進行状況などに関してしっかり伝えることが欠かせません。
技術的にどれだけ優れているとしても、矯正歯科治療に関する説明責任を果たさない歯科医院は信用できません。

②矯正歯科治療の専門性に関して

「歯科大学矯正歯科」に在籍し、専門的な教育・研修を改めて済ませたドクターのみ、矯正歯科治療をすることができます。この「専門的な教育・研修」の内容と必要性は、一般歯科分野と大幅に違います。
「歯科医師免許さえあれば歯科矯正治療ができる」というわけではありません。

認定医と専門医に関して

日本にはおよそ10万名の歯科医がおり、そのうちおよそ3万名が何らかの形で矯正歯科治療に携わっているとされています(厚労省のデータより)。

ですが日本矯正歯科学会の会員はおよそ6000名です。 矯正歯科学会:歯科大学の矯正歯科講座や医局で、何らかの研修・専門教育を受けたドクターなどが在籍しています

そして日本矯正歯科学会認定医はおよそ2500人です。 日本矯正歯科学会認定医:診療技術と専門知識に関する資格テストに合格することで認定されます

また、認定医のうち、さらにハイレベルな資格テストをクリアしているドクターはおよそ300名います。

「知識・技術の両面において信頼性の高い矯正歯科医」となると、日本矯正歯科学会認定医(およそ2500人)に絞られると言えるでしょう(もちろん認定医でなくても優秀なドクターはいますが、それを判別するのは簡単ではありません)。

歯科の標榜に関して

歯科医が歯科医院にて標榜できる科目としては、歯科、矯正歯科、口腔外科、小児外科の4種類があります。ただし、その専門分野の研修歴や教育歴、治療経験があるかどうかなどにかかわらず標榜することができます。
つまり歯科医院の標榜科目を見るだけでは、「矯正歯科治療をするドクター」の研修経験や教育経験は分からないのです。

信頼できる医療体制の条件

→(矯正歯科治療に限りませんが)検査や診断は欠かせません

→同じドクターが治療をするため一貫性が生まれる。矯正装置が外れたなどのトラブルにもすぐ対応できる

→矯正装置に関する口腔衛生指導ができる。矯正歯科医の監督・指導の下、色々な対応をすることができる。治療期間中の食事指導も可能

③転医システムに関して

③転医システムに関して

矯正歯科治療はすぐに終わるものでありませんから、「最初に治療をスタートした歯科医院」に通院できなくなる可能性もあります(引越しなど)。
ですから、
・治療を受け継いでくれる転医先の紹介
・転医資料(治療経過に関する資料や診断資料など)作り
・治療の進行度に沿った治療費の返金、清算
などをしてくれる歯科医院を選ぶことも大事です。本会は、治療期間中に引越しなどにより転医することになった方に、可能な限り引越し先に近い矯正歯科を紹介するシステムを設けています(転医システム)。

抜歯に関して

①抜歯をする理由について

「歯並びに問題があること」の大きな理由の一つに、「歯槽骨(歯が並ぶ入れ物のようなもの)」のサイズと、「歯」のサイズのバランスの悪さがあります。 歯列が非常に狭いケースでは幅を広げることはするものの、歯槽骨のサイズを変えることはできませんから、どこまでも広げられるというわけではありません。
特に「下アゴの犬歯を広げて並べる」ことは好ましくなく、下アゴの歯列と上アゴの歯列のバランスを取るのが良いとされています。
歯槽骨のサイズを考慮せずに歯列を広げて歯を並べると、いずれ
・歯周病がエスカレートしやすくなる
・歯肉が下がりやすくなる
・歯並びそのものが戻っていき安定しなくなる
などの問題が起こるかもしれません。

以上のことから、「理想的な歯並びにするためには歯を抜くしかない」と判断される場合があるのです。

②抜歯するかどうかを先に決めるわけではありません

矯正歯科治療の計画を立てるにあたっては、まず
・歯をどこにスライドさせるか
・どのような噛み合わせへと導くか を決めることになります(目標設定)。

その後、目標を達成するべく、
・どのような装置を使用するか
・歯を並べる空間をどのように作るか(抜歯するかなど)
などの判断をすることになります。

つまり、いきなり抜歯するかどうかを決めるわけではないのです。
(抜歯自体は目的ではなく、矯正のための一つの手段なのです)

矯正治療のタイプ

矯正治療のタイプ

ワイヤー矯正(表側矯正)

「ブラケット」という矯正装置を歯の表面につけ、ワイヤーを通し、適度な力をかけて、歯を目標の方向に動かします。
装置を歯の表側につけますから「表側矯正」とも言います。

利点

欠点

ワイヤー矯正の「審美ブラケット」とは?

ジルコニア、セラミック、プラスチックなどでできたブラケットのことを「審美ブラケット」と言います。白や透明ですから、「メタルブラケット(金属のブラケット)」と違って、目立ちにくいです。
ただし、ブラケットの素材次第では強度が下がることもあります。また、メタルブラケットよりも少し治療費が高くなります。

裏側矯正(舌側矯正)

裏側矯正(舌側矯正)

歯の裏側にブラケットをつけてワイヤーを通します(歯が動く仕組みはワイヤー矯正と一緒です)。
舌側に装着しますから「舌側矯正」とも言います。歯の裏側は入り組んだ造りになっていますから、ワイヤー矯正(表側矯正)よりも難易度が高く、歯科技工士や歯科医師に求められる技術力も上がります。

利点

欠点

マウスピース矯正

マウスピース矯正

スケルトンのマウスピースを矯正装置とする方法です。ワイヤーやブラケットは使用しません。患者の歯型を採取し、デジタル技術を駆使して、緻密なマウスピースを作ります。また、ブランドによってはマウスピースメーカーの調整や、歯科技工士の手作業によって仕上げられます。
矯正の進行に沿って、マウスピースを新しいものに取り換えていくことで、徐々に歯をスライドさせていきます。

利点

欠点

※基本的に毎日20時間以上装着する必要があります

各矯正方法に利点と欠点がありますから、ドクターと相談しつつあなたに合った治療法を選びましょう。

以下、上記3タイプ以外の矯正方法を挙げていきます。 歯並びによってはこちらも検討しましょう。

上の歯:裏側矯正
下の歯:ワイヤー矯正
と組み合わせて、それぞれの欠点(目立ちやすさ、喋りにくさなど)を軽減する手法です。

コンビネーション矯正

治療の前半:ワイヤー矯正(裏側矯正も含む)
治療の後半:マウスピース矯正
と組み合わせる手法です。
「色々な歯並びを矯正できる」というワイヤー矯正のメリットを活かしつつ、後半はマウスピース矯正に切り換えて「快適さ」を高めます。

インプラント矯正

歯科矯正用のアンカースクリューを使う手法です。歯茎の骨のところにミニサイズのネジを埋め、そのネジを軸に歯をスライドさせていきます。
※マウスピース矯正やワイヤー矯正と併用することになります。

ワイヤー矯正の魅力3つ

①どのような歯並びにも矯正できる

アゴの手術や抜歯が必要になる場合でも、矯正することができます。 公的機関(大学病院など)でもワイヤー矯正は盛んに実行されており、実績が豊富です。

②治療期間を短くすることが可能

「セルフライゲーションブラケット」という装置を選択すれば、歯をさらに速やかに動かすことができます。従来の「ワイヤーとブラケットを強固に結びつける手法」よりも治療期間が短くなります。

③装置を目立たなくすることもできる

「表側」ではなく、目立たない「裏側」に矯正器具をつけても治療することが可能です。 ただし、特別な治療技術と確かな経験が求められます。

ワイヤー矯正に関する5つのQ&A

ワイヤー矯正に関する5つのQ&A
Q 表側矯正と裏側矯正の違いは?
A

・アゴの手
・装置のタイプ
・装置間の距離
・歯の動き方
など色々な要素において大きく違っています。
表側矯正も裏側矯正もブラケットとワイヤーを使うという点では共通していますが、裏側矯正のほうが難しいですから、豊富な治療実績が求められます。

Q セルフライゲーションブラケットとは?
A

従来のものとは異なり、装置とワイヤーをゴムなどで結びつけることなく使えます。これにより摩擦抵抗が小さくなるため、歯を速やかにスライドさせることが叶うのです。

Q 口内炎が発生しやすくなりますか?
A

矯正スタート直後は、舌や唇に矯正装置が触れることで、口内炎が発生しやすくなるかもしれません。ただ、徐々に舌と唇が慣れますから、だんだんできにくくなっていきます(数週間ほどで口内炎が生じにくくなります)。

Q クラウン(被せ物)をしていても装置をつけられますか?
A

陶器や金属のクラウンにブラケットをつけると、取れやすくなる恐れがあります。ですから、クラウンを取り替えてから矯正装置を装着することになるケースもあります。

Q 矯正治療が完了してからでないとホワイトニングはできませんか?
A

基本的に矯正治療後(もしくは矯正治療前)にホワイトニングを行います。ワイヤー矯正中にホームホワイトニング用のマウスピースをつけるのは困難だからです。
ただし、裏側矯正であればオフィスホワイトニングができます。

ワイヤー矯正が特に向いている

①歯同士の重なりやスキマ、傾きなどが大きいのであれば、マウスピースのみの矯正よりも、ワイヤー矯正のほうがおすすめです。治療期間が短くなりやすいからです。

②ワイヤー矯正の場合、歯に持続的に力をかけることが可能です。ですから、マウスピースを使い続けることができないのであればワイヤー矯正を推奨します。

マウスピース型矯正装置
(インビザライン)について

インビザラインを使用した
矯正歯科治療とは?

インビザラインを使用した矯正歯科治療とは?

インビザラインは、透明の取り外しできるマウスピースを用いた矯正のことです。
ワイヤーや器具を歯面に取り付けるものとは違い、痛みが少なく、矯正をしていると気付かれないほど、審美性が高いです。

インビザラインで使用するマウスピースは、3D治療計画ソフトウェアを用いて、治療過程をシミュレーションした上で作製されます。
患者さま1人1人の歯に合わせたものを作製、使用していただくので、使用感も悪くありません。

矯正治療の進行具合に応じて、新しいマウスピースをご自身で交換していただき、少しずつ歯を動かし、歯並びを綺麗にしていくものです。

総合歯科で矯正治療を行う重要性

矯正専門の歯科の場合、治療中に虫歯や歯周病が見つかった際は、他の専門医院を紹介することもあります。
総合歯科の場合は、治療中に虫歯や歯周病にかかってしまっても、そのままスムーズに治療に移ることができます。
患者さまの負担も少なく、結果的にスムーズに矯正も進めることができます。

矯正治療の途中に虫歯や歯周病が見つかった場合は、その治療を優先するのがベストだと考えています。

マウスピース型矯正装置
(インビザライン)のメリット

メリット01

周囲に気付かれにくい
矯正方法

プラスチック製の透明なマウスピースを着用する矯正方法ですので、周囲の方に矯正しているとほとんど気付かれません。
ワイヤー・ブラケット等、金属の目立つ矯正は避けたいという審美性を気にされる患者さまにおすすめの矯正方法です。

メリット02

痛みや違和感が生じにくい

マウスピースはうすく、口当たりが良いので付け心地も悪くありません。
従来のワイヤー・ブラケットは、着用の違和感や矯正の痛みを感じることも多くありましたが、インビザラインはそれを大きく軽減できます。
口の中を傷つける心配もなく、お子さまにもおすすめの方法です。

メリット03

通院回数が少なく、
患者さまの時間的負担が少ない

インビザラインの矯正中は、約1.5~3ヶ月のスパンで通院いただきます。
他の矯正方法よりも通院回数を抑えることができるので、なかなか時間が取れなくて通えないという患者さまにもおすすめです。

メリット04

取り外し可能で、
食事も今まで通りに楽しめる

マウスピースはご自身で着用、取り外しが簡単に行えるものです。
食事や歯磨きの際は取り外すことができるので、食事に関しての制限がなく、口の中も今まで通りにお手入れするだけで、清潔に保てます。

デメリット

取り外し可能なので、効果は患者さんの努力次第

歯並びによっては対応できないこともある

症状別

乱ぐい歯(叢生)

乱ぐい歯(叢生)

凹凸に歯が乱れている状態で、叢生とも呼ばれます。
上下の噛み合わせにズレが生じるので、しっかりと噛むことができないケースもあります。
八重歯もまた、この乱杭歯の一種です。

出っ歯(上顎前突)

出っ歯(上顎前突)

上の前歯が大きく前に突出している状態で、いわゆる”出っ歯”のことです。
上顎前突は、欧米人と比較して、日本人に多く見られる症状の1つです。
綺麗なEラインを描くことができないので、横顔の見た目が悪くなります。

受け口(下顎前突)

受け口(下顎前突)

上顎前突とは真逆の症状で、下の前歯が前に大きく突出しています。
正常な噛み合わせとは逆になり、この症状を”受け口”ともいったりします。
普通は触れることのない上下の歯が噛み合ってしまうため、歯にも大きな負担となります。

口が開いている(開咬)

口が開いている(開咬)

奥歯を噛んだ時に、上下の前歯が触れず、口が開いている状態になることです。
口呼吸や口の中の乾燥を引き起こすので、虫歯や歯周病といったトラブルにもなりやすい症状です。

すきっ歯(空隙歯列)

すきっ歯(空隙歯列)

歯と歯の間に隙間が生じている状態のことで、”すきっ歯”ともいわれます。
この隙間は清掃が行き届きにくく、食べ物が挟まりやすいので、虫歯や歯周病にかかりやすくなってしまいます。
また、隙間が生じている部分から空気が漏れるため、発音や発声のしにくさを訴える患者さまもいます。

深い噛み合わせ(過蓋咬合)

深い噛み合わせ(過蓋咬合)

前歯の噛み合わせがとても深く、上の歯によって下の歯が見えなくなってしまう状態です。
深い噛み合わせは顎にも大きな負担をかけ、エラが張るなどの症状が見られることもあります。

3D治療計画ソフトウェア

最終的な歯並びまでの動きを
確認できます!

インビザライン矯正は、”3D治療計画ソフトウェア”を使用します。
治療開始~治療完了となるまでの期間、患者さまの歯の動きを動画にて患者さま自身も把握することができるので、安心して矯正治療に臨めます。

口腔内スキャナによる
歯型採取

歯型を採取するのは最初の1回

歯型を採取するのは最初の1回

新しい光学スキャナ”iTero”を導入することで、歯型の採取は最初の1回で済みます。
においや味のない歯科材料を使用するので、患者さまの不快感も少なく、快適な検査となります。

インビザライン治療では、レントゲン写真と口腔内写真の他、この歯型をもとに治療が進められます。
歯の動く過程をシミュレーションして、理想と歯並びになるまでに必要な全てのマウスピースをはじめにつくります。

インビザライン矯正治療の
流れ

STEP01 カウンセリング

患者さまの症状やお悩みを丁寧に伺い、診察の上、インビザラインのご説明や治療の流れ、費用についてもお話させていただきます。
ご質問等がございましたら、小さなことでもご質問・ご相談ください。

STEP02 
精密検査・
インビザライン型取り

カウンセリング内容に問題がない場合、精密検査に移ります。
レントゲン写真の撮影、口腔内の検査、インビザライン用の歯の歯型取りなどを行います。

STEP03 治療計画のご説明

精密検査結果をもとに、歯科医師が患者さまにあった治療計画を立案させていただきます。
患者さま自身にもクリンチェック(3次元シミュレーション)の結果をご覧いただき、最終的な歯並びを検討いただきます。
カウンセリング同様、丁寧な説明に努め、患者さまにご納得いただいた上で次のステップに進みます。

STEP04 治療開始

患者さまに合わせてつくられたマウスピース型を装着して治療が開始します。
着脱の方法や着用時間、交換のタイミング、お手入れ方法なども詳しくご説明させていただきます。

STEP05 定期チェック

約1.5~3ヶ月ごとに通院いただき、矯正治療の進行具合や口腔内の状態を確認します。
治療の段階毎に新しいマウスピースに交換していただき、少しずつ歯を動かし、理想の位置を目指します。

STEP06 
治療完了・
アフターメンテナンス

全てのマウスピースを装着し終えた後は、最終的な噛み合わせのチェックを行います。
問題なく理想の位置に動かせている場合は、歯並びが安定するまで、保定装置(リテーナー)を装着していただきます。
その後も定期的にご来院いただき、後戻りが起きていないかなど、チェックを行います。

矯正治療について

歯並びは整えたいけれど、矯正装置が目立つのはちょっと・・・と敬遠する患者さまも少なくありません。

当院はそういった審美性を気にされる患者さまにもおすすめな、新しいマウスピース型矯正”インビザライン”を推奨しています。

約10数年前に日本に入ってきた時は、歯がなかなか動かしにくい治療法でしたが、度重なる改良によって、歯科医も驚くほど、理想の治療方法となりました。

インビザライン発祥の地であるアメリカでは、既にワイヤー矯正法よりもポピュラーな方法として用いられています。

インビザラインには多くのメリットがありますが、患者さまの時間的な負担を軽減できるのは、一番のメリットだと感じています。
通院の頻度も高くなく、忙しい方にはまとめてマウスピースをお渡しすることも可能です。
緊急来院が必要となるトラブルなども限りなく少ないので、忙しい現代の日本人の生活にも適切な矯正治療法だと実感しています。

患者さまの歯並びが綺麗になり、お口元を気にせず、食事や会話を楽しんでいただけるような未来を一緒に目指していければと思っています。
インビザラインに関するご質問等、お気軽に当院にご相談ください。

インビザラインQ&A

Q マウスピースをはめるだけで、
本当に歯が動くのですか?
A

従来の頑丈な装置を思い浮かべると、プラスチック製のマウスピースで本当に歯が動くのかと不安になる患者さまもいらっしゃると思います。
しかし、世界的に見てもインビザラインの矯正効果、満足度は高く、多くの特許を取得した歯列矯正システムですので、安心して治療に臨んでいただければと思います。

インビザラインのマウスピースは、コンピュータを用いて、患者さまに合ったものを1つ1つ作成します。
マウスピースを装着すると、歯とアタッチメントに密着して力を加え、徐々に歯を理想の位置へと動かしていきます。

当院には、インビザラインで使用するマウスピースのサンプルがありますので、是非見てみてください。

Q 歯並びによっては、
インビザラインで治療できないこともありますか?
A

矯正装置は、それぞれメリット・デメリットを持ち合わせています。
インビザラインもそれは同じで、効果を上げやすい症例と上げにくい症例があるのは事実です。
そういった場合は上手く他の装置と併用して、インビザラインでの治療を行うこともあります。

元々専門的な知識を要するインビザラインの治療なので、他の装置との併用には、多くの知識と実績、経験が必要です。
安心して治療に臨んでいただくためにも、より実績のある矯正専門医へのご相談をおすすめしております。

Q 治療期間は長めですか?
A

インビザラインの治療は、コンピュータを用いて、歯の動きが最速・最短となるように設計されます。
そのため、治療期間は従来の矯正装置と同じか、症例によっては、インビザラインの方が早く完了できるケースもあります。

患者さまの症例によって治療期間は大きく異なりますが、平均の治療期間は約1~3年となります。