ブログblog
ホワイトニングで歯がしみる?原因と対策を徹底解説
目次
- ホワイトニングで歯がしみる原因とは?
- ホワイトニングで歯がしみる症状の特徴
- ホワイトニング中・後にしみたときの対処法
- ホワイトニングでしみるのを防ぐための予防策
- ホワイトニング後の正しいケア方法
- まとめ
代官山WADA歯科・矯正です。
ホワイトニングをすると歯がしみることがありますが、ほとんどの場合は一時的なものです。
ホワイトニング剤の成分や歯の状態によって、しみる程度には個人差がありますが、適切なケアや予防策を行うことで軽減することが可能です。
今回は、ホワイトニングで歯がしみる原因や対処法、予防策について詳しく解説します。
これからホワイトニングを検討している方や、すでにしみる症状に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
ホワイトニングで歯がしみる原因とは?
ホワイトニングジェルの成分による影響
ホワイトニング剤には、過酸化水素や過酸化尿素などの漂白成分が含まれています。
これらの成分が歯の内部に浸透し、象牙質に影響を与えることでしみる症状が出ることがあります。
エナメル質の薄さによる影響
歯の表面を覆うエナメル質が薄い人は、ホワイトニングの影響を受けやすくなります。
エナメル質が薄いと、象牙質が露出しやすくなり、しみる原因につながります。
知覚過敏の影響
もともと知覚過敏の症状がある人は、ホワイトニングによって症状が悪化する可能性があります。
事前に歯科医院で相談し、知覚過敏を抑えるケアをしてからホワイトニングを行うことが重要です。
ホワイトニングで歯がしみる症状の特徴
しみる症状の種類(軽度・中度・重度)
ホワイトニングによるしみる症状は、軽度から重度までさまざまです。
軽度の場合は、冷たい飲み物を飲んだときや歯磨きをしたときに少ししみる程度ですが、中度になると、食事中に違和感を覚えたり、温度変化のある食品に敏感に反応することがあります。
重度の症状では、何もしていなくてもズキズキと痛みを感じることがあり、ホワイトニングを中断せざるを得ない場合もあります。
しみるときに気をつけるべきこと
ホワイトニング後にしみる症状がある場合は、冷たい飲み物や熱い飲み物を控えることが重要です。
また、酸性の強い果物や炭酸飲料も歯に刺激を与えるため、避けたほうが良いでしょう。
歯磨きの際には、力を入れすぎず、やわらかめの歯ブラシを使用することで刺激を軽減できます。
放置するとどうなるのか
ホワイトニングによるしみる症状を放置すると、知覚過敏が慢性化し、日常生活に影響を及ぼす可能性があります。
特に、痛みが強くなっていく場合は、歯の神経に問題が生じている可能性もあるため、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。
ホワイトニング中・後にしみたときの対処法
しみるのを和らげる食事・飲み物
ホワイトニング後の歯は、ペリクルという保護膜が剥がれた状態で敏感になっています。
この状態では、冷たい飲み物や熱い食べ物、酸味の強い食品などがしみる原因となります。
ホワイトニング後24~48時間は、常温の水や刺激の少ない柔らかい食事を選ぶことで、歯への負担を軽減できます。
おすすめの飲食物としては、ぬるめのお茶やスープ、豆腐やヨーグルトなどが挙げられます。
知覚過敏用歯磨き粉の活用
ホワイトニング後にしみる症状が出た場合、知覚過敏用の歯磨き粉を使用することで改善が期待できます。
硝酸カリウムや乳酸アルミニウムが含まれている歯磨き粉は、象牙質内の神経を保護し、しみる症状を軽減します。
ホワイトニング後1週間程度は、知覚過敏用の歯磨き粉を使用し、優しくブラッシングすることが推奨されます。
フッ素コーティングの効果
フッ素は、エナメル質の再石灰化を促し、歯を強化する働きがあります。
ホワイトニング後はエナメル質が一時的に弱くなっているため、フッ素コーティングを行うことで、しみる症状を防ぐことができます。
フッ素コーティングは歯科医院で受けることができるほか、市販のフッ素入りジェルを使用するのも効果的です。
ホワイトニングでしみるのを防ぐための予防策
ホワイトニング前にできる準備(虫歯・歯周病チェック)
ホワイトニングを行う前に、歯科医院で虫歯や歯周病の有無を確認することが重要です。
虫歯や歯茎が下がった状態でホワイトニングを行うと、歯がしみるリスクが高まります。
事前に歯の健康状態を確認し、必要な治療を終えてからホワイトニングを開始しましょう。
ホワイトニング剤の選び方(濃度調整の重要性)
ホワイトニング剤には、濃度の高いものと低いものがあります。
即効性を求めて濃度の高いものを選ぶと、しみるリスクが高まるため、歯が敏感な方は低濃度のホワイトニング剤を使用することを検討しましょう。
ホームホワイトニングでは、低濃度のジェルを使用し、ゆっくりと白くする方法が適しています。
歯科医院でのカウンセリングを受けるべき理由
ホワイトニングを始める前に、歯科医院でカウンセリングを受けることで、自分に適した方法を選ぶことができます。
歯の状態を確認し、適切なホワイトニング方法やしみるリスクを軽減する対策をアドバイスしてもらえます。
特に、過去にホワイトニングでしみた経験がある方は、事前の相談をおすすめします。
ホワイトニング後の正しいケア方法
色素沈着を防ぐための食事制限
ホワイトニング直後は、歯の表面が一時的に着色しやすくなっています。
これは、歯の保護膜であるペリクルが剥がれているためです。
カレーやコーヒー、赤ワインなどの色の濃い飲食物は避け、透明な飲み物や白米、豆腐などの色の薄い食品を摂るようにしましょう。
日々のブラッシングでの注意点
ホワイトニング後のブラッシングは、しみる症状を軽減するために非常に重要です。
歯磨き粉は知覚過敏用のものを使用し、やわらかめの歯ブラシでやさしく磨くことが推奨されます。
研磨剤入りの歯磨き粉は、ホワイトニング後のデリケートな歯を傷つける恐れがあるため避けたほうが良いでしょう。
定期的なメンテナンスが大切
ホワイトニングの効果を持続させるためには、定期的な歯科医院でのメンテナンスが必要です。
ホワイトニングの再施術や、歯の健康状態のチェックを行うことで、しみる症状の予防にもつながります。
特に、ホワイトニングを繰り返す場合は、歯の状態を定期的に確認し、適切なケアを行いましょう。
まとめ
ホワイトニングによる歯のしみは一時的なものであり、適切な対策を行うことで軽減できます。
しみる症状を防ぐためには、ホワイトニング前の準備や、ホワイトニング後の適切なケアが重要です。
歯の健康状態に応じたホワイトニング方法を選ぶことで、安心して理想の白い歯を目指すことができます。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
渋谷区代官山T-SITE内の残すことを追求した歯医者・歯科
TEL:050-3188-8587
RECENT POSTS最近の投稿
ARCHIVE月別アーカイブ
-
2025年 (4)
-
2024年 (34)
-
2023年 (42)
-
2022年 (36)
-
2020年 (1)