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代官山WADA歯科・矯正歯科です。
本日は歯科医院で歯のクリーニングを受けるメリットの内、後半の2項目についてお話ししていきますね。

　
3：しっかりと「歯垢」や「バイオフィルム（細菌叢）」を除去できる

 

歯のクリーニングによって、普通の歯磨きでは除去しにくい「歯垢」まで取ることができます。また、バイオフィルム（細菌が集合してできた膜のようなもの）も、クリーニングによって除去することが可能です。

「歯垢」も「バイオフィルム」も簡単に言えば、「細菌の塊」であり、「1ミリグラムの歯垢に1億以上の細菌が存在している」とされています。

そのため、放置していると虫歯などの原因になり得ますから、定期的なクリーニングによって取り除くことが大事と言えます。
また、細菌が殖えれば炎症が発生し、炎症がエスカレートすれば骨が溶解することさえありますから油断は禁物です。

　
ちなみに歯のクリーニングによって「歯石」も取ることができます。ただ、意外かもしれませんが、歯石そのものにはほとんど害がないとされています。歯石は「『口の中の毒素の強い細菌』が身体の中に入らないように、硬化して無害化されたもの」だからです。

しかし、歯石の表面はザラザラしており新たに細菌が付着しやすいので、「間接的には有害である」と表現するべきです。

これらを取り除くことによって歯周病などの発生・進行を抑えつつ、歯肉のコンディションを整えていきます。また、そうすることで口臭などを予防・改善することもできます。

 

　
4：自身に合う歯のケア方法や道具が分かる

 

歯のサイズや形状、歯列などはもちろん千差万別です。
そのため「デンタルケア用品」に関しても、「自分に合うものを、自分に合う方法で使う」ことが大事です。

ちなみに「電動歯ブラシ」や「超音波歯ブラシ」は効果的な道具ですが、適切に使用できている人は少ないとされています。
むしろ「電動歯ブラシ（超音波歯ブラシ）を使っているから大丈夫」と気を抜いてしまい、ブラッシングの質が下がる人も少なくありません。また、良くない使い方をして、知覚過敏などを招いてしまっている方さえいます。

いずれにせよ

・歯ブラシ（電動歯ブラシ、超音波歯ブラシ）
・歯磨き粉
・デンタルフロス
・歯間ブラシ

など、ご自身にとって最適なものをチョイスして、正しく使うことが大事です。

そしてそれは簡単なことではありませんから、歯のクリーニングを通じて、歯科衛生士などと相談することを強くおすすめします。

 

　
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

　
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