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朝起きて「口がカラカラ」なら要注意。口呼吸・いびきが招く歯周病リスク

こんにちは。代官山WADA歯科・矯正歯科です。

 

朝起きた瞬間、お口の中が砂漠のようにカラカラに乾いていたり、喉がイガイガしたりすることはありませんか? あるいは、ご家族から「最近、いびきがうるさいよ」と指摘された経験があるかもしれません。

 

「ただの乾燥かな」「疲れているだけだろう」と見過ごされがちですが、実はこの「お口の乾燥(ドライマウス)」こそが、あなたの歯周病を悪化させている最大の原因かもしれません。

 

私たちは普段、無意識に呼吸をしていますが、それが「鼻」ではなく「口」で行われている場合、お口の中の環境は激変します。 乾燥したお口は、細菌にとってまさに天国。どんなに歯磨きを頑張っても、口呼吸を続けている限り、炎症はなかなか治まりません。

 

この記事では、なぜ口呼吸やいびきが歯ぐきに悪いのか、そのメカニズムと、寝ている間にお口を守るための具体的な対策について、院長の視点から分かりやすくお話しします。 呼吸を見直すことは、全身の健康と、大切な歯を守るための第一歩です。

 

目次

 

1. なぜ「口呼吸」だと歯周病になりやすいの?

本来、人間は「鼻」で呼吸をする生き物です。鼻にはフィルター機能があり、加湿されたきれいな空気を肺に送ります。 しかし、「口」で呼吸をすると、冷たく乾燥した空気がダイレクトにお口の中を直撃します。これが歯周病の温床を作ってしまいます。

 

唾液という「天然のバリア」が消えてしまう

お口の中の健康を守っているのは「唾液」です。唾液には、汚れを洗い流す洗浄作用や、細菌の繁殖を抑える抗菌作用があります。 口呼吸で唾液が蒸発してしまうと、この防御システムが崩壊します。すると、プラーク(細菌の塊)はベタベタと歯にへばりつき、歯ブラシでも落ちにくい頑固な汚れへと変化してしまいます。

 

乾燥した歯ぐきは、傷つきやすく治りにくい

乾いた皮膚がひび割れやすいように、乾燥した歯ぐきや粘膜も非常に傷つきやすくなっています。 微細な傷口から細菌が侵入しやすくなり、一度炎症が起きると、潤いがないため治りも遅くなります。「しっかり磨いているのに、歯ぐきの赤みが引かない」という方は、乾燥が原因であることが多いのです。

 

2. 「いびき」は歯ぐきへのダメージサイン

いびきは、空気の通り道が狭くなり、粘膜が振動している音です。 いびきをかいている間は、ほぼ間違いなく口が開いています。つまり、一晩中ずっとお口の中を乾燥させ続けているということです。

 

睡眠の質が下がると「食いしばり」も増える

さらに、いびきや無呼吸の状態が続くと、睡眠が浅くなり、体はストレスを感じます。 そのストレス発散のために、寝ている間に無意識に「歯ぎしり」や「食いしばり」をしてしまうことがあります。 乾燥した歯ぐきに、さらに強い力が加わることで、歯周病の悪化スピードは加速してしまいます。

 

3. あなたは隠れ口呼吸?簡単セルフチェック

日中は鼻呼吸できていても、寝ている間だけ口呼吸になっている「隠れ口呼吸」の方も多いです。以下の項目をチェックしてみましょう。

 

朝のネバつきや口臭は危険信号

  • [ ] 朝起きた時、口の中がネバネバする、またはカラカラに乾いている
  • [ ] 朝の口臭が強い気がする
  • [ ] 唇がカサカサに乾燥しやすい
  • [ ] 集中している時、無意識に口が開いていることがある
  • [ ] 歯並びが悪い(特に出っ歯や受け口)
  • [ ] アレルギー性鼻炎や花粉症がある

 

いくつ当てはまりましたか? 1つでもあれば、夜間の口呼吸対策が必要です。

 

4. 今日からできる!寝ている間のお口を守る3つの習慣

口呼吸を鼻呼吸に変えるのは一朝一夕にはいきませんが、お口の乾燥を防ぐことは今すぐできます。

 

① 寝る前の「保湿ケア」をルーティンに

歯磨きの仕上げに、歯科用の「保湿ジェル」をお口の中に薄く塗ってみてください。粘膜を保護し、朝まで潤いを保つ助けになります。

 

② 鼻呼吸を促す「あいうべ体操」とマウステープ

お口周りの筋肉を鍛える「あいうべ体操」や、寝る時に口が開かないようにする「マウステープ(市販されています)」も有効です。ただし、鼻詰まりがひどい時は無理にテープを貼らないでください。

 

③ 枕元にお水を。夜中の乾燥対策

寝室が乾燥していると、喉やお口も乾きやすくなります。加湿器を使ったり、枕元に水を置いて、目が覚めた時に一口飲んで潤すようにしましょう。

 

5. 根本解決へ。耳鼻科や睡眠科との連携

もし、鼻詰まりがひどくて鼻呼吸ができない場合や、激しいいびき・睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがある場合は、歯科での対応だけでは限界があります。 その場合は、耳鼻科や専門の睡眠科をご紹介し、鼻の治療やCPAP(シーパップ)療法など、根本的な治療を並行して行うことをお勧めしています。 鼻が通るようになると、自然と口が閉じ、歯周病の状態も劇的に良くなることがあります。

 

6. 歯科医院だからできる「呼吸」と「お口」のサポート

当院では、歯周病治療の一環として、呼吸や唾液の状態もチェックしています。

 

  • 乾燥対策を取り入れたクリーニング: 乾燥して固くなったプラークを、歯や歯ぐきを傷つけないよう丁寧に除去します。
  • ナイトガードの作成: 食いしばりがある場合は、マウスピースで歯と骨を守ります。
  • 生活習慣のアドバイス: 水分補給のタイミングや、お口の体操など、患者様に合わせたケアをご提案します。

 

7. まとめ:呼吸を整えれば、歯ぐきも体も元気になる

「口呼吸」や「いびき」は、単なる癖ではなく、お口と全身の健康を左右する重要なサインです。 呼吸が変われば、唾液が戻り、歯ぐきが潤い、免疫力も上がります。

 

「もしかして、自分も口呼吸かも?」 そう思った方は、ぜひ次回の検診で教えてください。 お口の乾燥対策から、一緒に始めていきましょう。

 

東京・代官山エリアで、口呼吸やドライマウスのご相談、歯周病予防なら、代官山WADA歯科・矯正歯科へお任せください。 あなたの「息」と「歯」を、私たちが守ります。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

東京都渋谷区代官山T-SITE内の歯を残すことを追求した歯医者・歯科
『代官山WADA歯科・矯正歯科』
住所:東京都渋谷区猿楽町16-15
TEL:050-3188-8587

 

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