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インプラント治療と非外科的根管治療、どちらを先に検討すべきですか?
A.
両方の治療法は高い成功率を持ちますが、患者の負担を最小化するため、特定の状況でのみインプラントが必要となる場合を除き、まず非外科的根管治療を検討すべきです。
ロマリンダ大学における2001年から2016年の研究では、インプラント治療と非外科的根管治療の両方で平均7.5年後の成功率が95%でした。しかし、インプラント治療の方が前の処置や追加の治療、そして費用が高くなる傾向がありました。
実際の臨床現場で、患者はしばしばインプラント治療を根管治療の代わりに選ぶことがあります。しかし、選択は難しいものです。長期のフォローアップ研究では、両方の治療方法が高い生存率を示しました。インプラント治療では、問題がなく口の中で機能している場合を「成功」としました。一方、非外科的根管治療では、症状がなく口の中で機能していることを基準としました。
この研究において、インプラント治療の失敗例は8件、非外科的根管治療の失敗例は9件で、成功率はどちらも95%でした。
総じて、患者の負担を考慮し、救える歯はまず非外科的根管治療を検討すべきです。難しいケースの場合、専門の歯科医師の意見や治療を求めることも検討すべきです。最終的には、患者とのコミュニケーションが最も重要であり、一緒に最適な治療計画を決定すべきです。
引用元:エンド治療Q&A2022_臨床判断のためのエビデンスブック
東京都の歯を残す事を追求した精密根管治療専門
『代官山WADA歯科・矯正歯科』
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