論文紹介announcement
習慣的な飲酒や喫煙は,根尖性歯周炎と影響していますか?
A: はい、飲酒や喫煙は根尖性歯周炎に影響を与える可能性があります。
ラットを使った研究で、アルコールの摂取が根尖性歯周炎にどう影響するかを評価しました。結果として、アルコールを飲ませたラットでは、体重の減少や歯周炎の進行、そして破骨細胞の活性化が確認されました。
別の実験では、ラットにアルコールやニコチンを摂取させ、その影響を調査しました。アルコールを摂取したラットやニコチンを摂取したラットでは、病変の範囲が拡大し、強い炎症反応や骨吸収を促進するタンパク質の増加が見られました。
これらの研究結果を基に、習慣的な飲酒や喫煙が歯周病や根尖性歯周炎の悪化を引き起こす可能性があることがわかります。特に喫煙者は、非喫煙者と比べて2倍のリスクがあり、治療の回数も増える傾向があります。タバコやお酒のコストも考慮に入れると、歯科治療の費用も考慮しなければなりません。最近、この問題は社会的な議論としても取り上げられるようになっています。
引用元:エンド治療Q&A2022_臨床判断のためのエビデンスブック
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